IMPLANT

インプラントとは

高品質で患者様に安心していただけるようなインプラントを

インプラント治療について。今まで天然歯が抜けたままになっていたり、入れ歯がぴったりあっていなかったりと、口元が気になって自然な表情が出来なかったことはありませんか? インプラントを入れることによって、今までの不快感がなくなり、楽しく笑ったり、美味しいものが食べることが出来ます。 さあ、もう一度すばらしい自分を取り戻しましょう!

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当院が採用しているのは「ストローマンインプラント」です

スイスで生まれた最も信頼されているインプラントメーカーのひとつ”ストローマンインプラント”。ヨーロッパでは1位、全世界で2位のシェアを誇ります。ストローマンインプラントの製造元であるストローマン社は、より多くの臨床研究および前臨床研究論文を出版しており、最も科学的に研究されたインプラントとして全世界に幅広く知られています。

また、国際基準「ISO9001」を取得しており、厳しい診査をクリアしたメーカーとして国際的に認められています。

シャア率は国内外でトップクラス全世界で支持されています。
高い生存率を確認。5年たっても98.8%の成功

SPIインプラント

トーンメディカル社が開発したスイス生まれのインプラントシステムです。その特徴は、インプラント体が回転したり、ゆるんだりしにくいので、初期固定に優れている点です。そのため、自分の骨と結合しやすく、治療期間が短くなる傾向があります。また、精密研磨を施していて、歯垢がインプラント体に蓄積しにくく、インプラント周囲炎のリスクを最小限に抑えてくれるのもメリットです。

新しい治療法と従来の治療法

従来の治療法

失った歯の修復法として、従来は人工クラウンやブリッジ、取り外し式の部分的な入れ歯、総入れ歯が利用されてきました。
しかし、こうした代用物を口の中に確実に固定させるためには、隣りの健康な歯を削らなければならないといった問題がありました。
また、従来の方法では失われた歯根までもを回復させるすべはなく、歯がなくなることによってできた顎の骨の中の空洞は放置されたままでしたので、やがてはこの歯根の損失による空洞によって顎骨が萎縮する危険がありました。本来あるべく骨量が年月とともに大量に減少し、骨は”萎縮”した状態になってしまう場合もあるのです。これが原因で入れ歯がフィットが悪くなり、食べる喜びがなくなり、日常生活の楽しさを失うことにもなりかねません。

従来の治療インプラント治療

歯が1本抜けた場合

周りの健康な歯を削ってブリッジにします。

健康な歯をまったく削ることなく歯のない部分にインプラントを入れます。

歯が数本抜けた場合

入れ歯を固定するための針金が見た目にも機能的にも不快です。

針金付の入れ歯ではなく、歯のない部分に適切な数のインプラントを入れ、固定式の人口歯を取り付けます。

歯が全部抜けた場合

入れ歯がずれたり、食べ物が内側に入って痛かったりします。

数本のインプラントを入れて入れ歯の固定源となる維持装置を取り付けます

歯を1本だけ失った場合

“失われた1本の歯根の代用品”としてインプラントを1本だけ使って失った歯の部分を修復する方法は、大変洗練された治療方法であり、審美的にも満足いく結果が得られます。
1本のインプラントによってあたかも自分の天然歯のように自然に感じられます。
顎骨の”萎縮”の心配もなく、本来の骨量を維持できます。
ブリッジを入れる時のように健康な隣りの歯を削る必要がありません。

数本の歯を失った場合

この場合もインプラントが理想的な解決法となります。
数本のインプラントを歯の無い部分に入れ、これを土台としてヘッド部にブリッジをかぶせます。

他院で、インプラント治療が難しいと診断された方へ

インプラントをおこなうにあたり、インプラントを植立するための骨幅や骨の高さが足りない状態でインプラントをおこなうと成功率は非常に低くなります。
そのため骨が不足している部分に、膜を用いて骨の再生を促し適切な骨の状態にする方法を用います。
「サイナスリフト(上顎洞底挙上術)」や「GBR法(歯槽骨増大法)」など骨を増やす技術はいくつかあります。
当医院ではこれらの技術を利用したインプラント治療が可能ですので他の医院でインプラント治療が難しいと言われた方は一度当医院にご相談ください。
下記で紹介する治療法を行うと、治療期間が通常より約6ヶ月~1年程度長くなるというデメリットがありますが、確実に骨を増やし、インプラントを植立することができます。

サイナスリフト法

サイナスリフト法は、上顎の骨量、骨幅を増大させる治療法です。
上顎の奥歯に相当する場所にインプラントを植立する場合、骨の高さが不足し、数ミリしか骨が無い場合が多くあります。
たとえ骨の高さが1~5ミリしかなくても、サイナスリフト法をおこなうと10数ミリのインプラントの埋入が可能になります。
インプラントを埋入可能にするスペースを作るために、上顎洞(上顎骨の鼻の横に存在する空洞)に移植骨や骨補填材を注入し、上顎の底の部分を押し上げます。
その他、骨の高さを持ち挙げながらインプラントを植立するソケットリフト法もあります(次の項で詳しく説明しています)。

歯槽骨が薄くインプラントが植立が困難
骨の高さを増大

ソケットリフト法

ソケットリフトは、サイナスリフトと同様に上顎の骨量、骨幅を増大させる治療法です。
上顎には上顎洞という空洞があり、インプラント治療のための骨の高さ(厚さ)が足りない場合があり、インプラント治療が難しくなります。 そのため、上顎洞に骨を造成してインプラントを植立しインプラントを固定・安定させるのに十分な骨の高さ(厚さ)を確保する方法です。 骨の高さ(厚さ)が5mm以上あればソケットリフト法による骨造成でインプラント治療が可能になります。
ソケットリフトのメリットは、インプラントを埋入する部分(歯槽頂)から押し上げるので、傷口が小さくて済みます。
術後の腫れもほとんどなく、入院の必要もありません。

GBR(骨再生)法

通常のインプラント治療にも良く使われる技術で、少量の骨の欠損部を骨を移植することでカバーし、インプラントの表面の露出を防ぐ方法です。

インプラントが露出
骨を移植し、人工膜で覆う
数カ月後に骨が再生

インプラントを植立する前に骨を形成するGBR法

歯肉の中に骨の再生を促す特殊な膜を入れます。
状態によって異なりますが、約6ヶ月間で膜に覆われた部分の骨が再生(成熟)します。
膜を除去しインプラントに適した骨が膜の下に再生しているのでインプラントの植立を行います。
この方法は治療期間が長くなりますが、もともと大きく骨の幅がない人などはこのGBR法を行ってからインプラントをおこなう必要性があります。 無理な状態でインプラントを行ったとしても長期的な安定は期待できません。
今後のことを考えれば確実な選択といえます。

インプラントの埋入と同時におこなうGBR法

  1. Step01

    歯周病などの原因により骨が吸収(退化)され、問題のある歯を抜歯します。

  2. Step02

    抜歯した部分では、歯があった場所に穴があいている状態になりますが2ヶ月ほどで骨が吸収され穴が塞がってきます。

  3. Step03

    そこで抜歯後にGBR法を用いて歯肉による骨の吸収を抑え、GBR膜によって骨の再生を促します。

  4. Step04

    GBR膜によって歯肉による骨の吸収を抑制すると同時に、骨の再生を促進することによってインプラントに適した骨の状態にすることができます。

  5. Step05

    骨の再生が完了約6ヶ月したらGBR膜を除去しインプラントを埋め込みます。インプラントの周りには骨が再生しており、安定した状態でインプラントによる治療が行えます。また移植する骨は自家骨(自分の体の骨)を使用します。少量の場合はオトガイや下顎の後方、量が多く必要な場合は人工骨を併用します。

インプラントの料金

診断料 44,000円(税込)
CT検査料(2回目以降) 11,000円(税込)
血液検査(西川クリニックにて) 16,000円(税込)
インプラント・フィクチャー埋入料
ストローマンインプラント
(アバットメント含む)
297,000円(税込)
インプラント・フィクチャー埋入料
SPIインプラント
(アバットメント含む)
267,000円(税込)
GBR 55,000円~110,000円(税込)
ソケットリフト(片顎) 22,000円(税込)
サイナスリフト 220,000円(税込)
治療期間 6ヶ月~1年
治療回数 6~10回

インプラントの注意点

・体調による、手術が出来ない場合があります。
・手術当日は車やバイクなどの乗り物は避けてください。
・保険適用外のため、自由診療です。